あさひ発 ふるさとブログ

夢創塾「風の道」森づくりスタートです!

あさひ野小学校6年生の自然体験学習、「風の道」森づくりがスタートしました!

半日6回シリーズで、切って育てる「風の道」森づくり体験を通して、自然とふれあい森と暮らしとの関わりについて学びます。

また、里山の生業の技や知恵、食文化を楽しみ、ふるさとへの誇りと生きる力を育むことを目的としています。

さて、第1回目は、大雪で折れてしまった森の遊具シーソーづくりがメイン!

森から間伐したスギの木の皮を剥いて、子どもたちが、竹のコロを並べて引っ張ります。

 

スギの皮は、木と皮の間の水分が多いと剥きやすいのですが、一本の木でも、上の方と根元の方では剥きやすさが異なることもあります。
剥きやすいのは、手だけでもぺりぺり気持ちよく剥くことが出来るのですが…。

剥きにくいスギの担当の子どもたち、何としてでも最後まで剥きたい!と本気になって作業をしてくれています。

あきらめない、夢中になる姿をみると、こちらもとてもうれしくなります。

 スギの間伐材の皮むき

子どもたちは学校の授業で、ちょうど、弥生時代に丸太のコロで重い石を運んでいたことを学んだばかり。

教科書のイメージ画を思い浮かべながら、自分たちで実際に挑戦!!!

100kgのスギ丸太運び

水たまりでぬかるむ場所や、カーブをどうやって運べばいいか、立候補で決めたリーダーの指揮の下、みんなで考えながらの作業です。

100kgのスギ丸太運び

奮闘しながら、見事!重たい100kgのスギの木を、子どもたちの力だけで運ぶことが出来ました。

みんなで力を合わせて、台座の上にスギの丸太を載せて、森の遊具シーソーが復活☆

早速、みんなで試乗会\(^O^)/

 森の遊具シーソー

続いての体験!

卒業制作として、書道作品を掛け軸にするのですが、和紙は、原料から自分たちで準備して紙をすきます。
今回は、原料の準備として、蒸しあがった楮の枝の皮を剥く作業を行いました。

蒸し上がったばかりのほんのりあたたかい楮の枝、

バナナみたいに細かく裂かないように、なるべく一枚で剥いて、茶色い表皮を取り除きます。
 楮の皮むき

「さつまいものにおいがする!」「こんぶみたい!」

わいわいにぎやかだった子どもたちが、次第に真剣な表情に!

「この後の作業がしやすいように、しっかり茶色い表皮を取らなくちゃ!」

仕事の丁寧な子どもたちのおかげで、どっさり楮の準備ができました。

カビないように乾燥させて、冬まで保存しておきますね。

 和紙の原料の楮

作業の合間に、夢創塾の動物たちとのふれあい♪

3匹のヤギ、12歳の長寿のおばあちゃんヤギです。

子どもたちを前に、さすが大ベテラン!おっとり、愛想をふりまいていました。

 ヤギとのふれあい

続いて、里山の散策!

一歩一歩山を登って、ぱっと開けた長崎さんの山の畑に到着です!

県の林業普及指導員さんから、森のめぐみ、針葉樹と広葉樹の違いと役割を学びました。

 森と人の関わりを学ぶ

行きはよいよい、帰りは、ロープを伝いながら下ります!

しりもちをついて泥んこになりながらも恐怖を克服!みんな無事に下山できました。

 大地山の登り口を下山

半日でたくさんのことに挑戦した子どもたち、達成感にあふれる笑顔がキラキラ輝いていました☆

最後に、本日学んだことを発表!

自分が思ったこと、感じたことを言葉にして発表し、みんなに伝えることの大切さ。

伝えきれなかったことは、文章にまとめましょう!みなさんからの感想文楽しみにしています♪

本日の学びを発表!

実体験から学んだことは、大人になってからも活かされる子どもたちの財産となるはずです。

これから、一緒に体験し、一緒に楽しみながら学んでいきましょう♪

コメントリスト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください