宮崎の初夏の風物詩「灰付けワカメ」
5月9日(土)ワカメ漁解禁!
宮崎の初夏の風物詩「灰付けワカメ干し」の季節がやって来ました。
ワカメ漁は、①波が小さい②風がない③潮の流れが弱い④海水が濁っていない。
これらの条件が揃わないとできません。
海水温か連携排砂の影響なのか様々な要因により、年々、育つワカメの量が減っているそうで、 生産者も少なくなり、なかなか手に入らない幻の「灰付けワカメ」。
今年、生産に取り組むのは2艘のみ。
この技と味を次世代に繋いでいこうと、内1艘は、朝日町漁協女性部がチームを組んで行うことに!
宮崎の漁師の松本さんがワカメを採り、漁協女性部長の竹谷さんをリーダーに、ワカメの選別と灰付け、ヒスイ海岸の浜辺に並べる作業が行われました。
漁師さんがとって来られたワカメを選別。
太い芯と、先が焼けた部分を包丁で取り除きます。
ベテラン宮崎のお母さんは、スッスと手が早い!
ワラ灰をまんべんなくまぶすのもベテランの技!
灰をまぶすことで、保存性が高まり、アクが抜けておいしくなります。
一枚一枚丁寧に広げながら、砂浜にワカメを干していきます。
宮崎の初夏の風物詩「灰付けワカメ干し」の風景が、また今年も見られました!
この技と味を次世代につないで行こうとの宮崎のみなさんの想いがすばらしいです。
ワカメをとって下さった漁師の松本さん。
手には、しっかりテーピングが。
今回は、風が強く波が立って、あまり量がとれなかったそうです。
台風が通り過ぎて天気が安定したら、また、ワカメ漁再開です。
まだ少し時期が早いのか小さ目でしたが、これからワサワサと質の高い灰付けワカメを生産出来ますように。
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