安全管理のための対策
~安全安心に子どもたちを受入れ楽しい思い出をつくるために~
事故を未然に防ぐために、定期的に協議会で勉強会を開くと共に、現場に即した安全管理マニュアルの改訂を行い、スタッフの安全管理の意識とスキルの向上を図っています。
- 説明をするときは、遊び回っている子どもを「集めて」静かにさせてから行う
- 遊ぶ場所の注意は、「範囲」を明確に伝える
- 実施場所を明確にし、実施場所を越えると「なぜ危ないのか」を丁寧に説明する
- 注意は、行為前だけでなく、行為中も継続する(夢中になると最初の注意を忘れる)
-
子どもの数に応じたスタッフの数を揃えるとともに、スタッフの「役割分担」を明確にする(監視体制の確立)野外活動中の死亡事故は、指導者が子どもを見失うことにより生じる!
- プログラムが変わるとき、別の場所へ移動するときなど、必ず人数確認を行う
- 仲間同士仲良く過ごせているか、疎外感を持っていないか子どもたちに目を配る
- 風邪のひきはじめなどの症状やケガなど、子どもたちの顔色を常に観察し体調を的確に判断する
- 使用する機械・器具は、事前に取り扱い方法や危険な点を十分に把握しておく
- フィールドを事前に確認し、体験プログラムの危険予測・危険箇所を把握し、対応策や代替策を事前に検討する
- 体験施設やフィールドの整理整頓を行う
- 道具や施設は日頃からメンテナンスし、危険箇所は直ちに改善・改修する
- 天気予報を前日と当日の早朝確認し、雷注意報、梅雨前線が近づいてきていたら室内での代替プログラムに変更する
- 天候急変やトラブルが発生した場合は、すぐに体験を中止する
- ピカッと稲妻が光る、もしくは雷鳴が聞こえたときは、直ちに野外活動を停止する
- 事前に雨天プログラムや対策を準備し、当日、速やかに変更する
- 実施踏査の際に、地震・崩落を想定しての避難経路を想定しておく
- 携帯電話電波状況を把握しておく
- 乗用車の定員オーバーや軽トラックの荷台には絶対に人を乗せないこと死亡事故につながる大変危険な行為であり、保険適用除外及び道路交通法違法となる
- 交通事故が発生した場合、事故に対する処置と同時に二次災害を起こさないように避難処置を取ること
食中毒
- 十分に加熱調理したものを中心に
- 調理の前に子どもたちに手洗い指導
- 調理器具や食器を定期的に消毒
- 手に傷がある場合、エンボス手袋を着用
- ノロウイルスは次亜塩素酸ナトリウムで消毒
食物アレルギー
- 必ず保護者に「健康状況調査票」を記入してもらい把握しておく
- 疲れによる体力低下から、普段は出ないアレルギー症状が発症する場合もある

安心して参加していただけるように学校及び保護者説明会を開催します
事前確認事項
- 当協議会は安全確保をすべてにおいて優先しますが、「参加者も自己で責任をとる」をモットーに行動してください。
- 傷害保険に加入しています。万一、事故が起きたときは当該保険の範囲での補償になります。ご了承ください。
- 受入中の発病や不注意によって生じた事故については、当協議会及び指導者は責任を負いません。
- 心配な持病や治療中の傷病等がある場合は、参加を控えてください。
健康状況調査票
- アレルギーの有無や持病、食品・薬品・花粉アレルギーやハウスダスト、蜂に刺された経験の有無、生活面での留意点、緊急連絡先などを記載する「健康状況調査票」の提出を、保護者の方へお願いしています。

ヒヤリ・ハット・キガカリ報告
事故の前には必ずヒヤリ、ハットする前兆事例が!いつか大事故につながりかねない危険のモトに対し、危険回避の対策を立てる。
何が原因か、事故に至らなかった理由は何か、二度と繰り返さないためにどのように原因を取り除くかを記入した報告書を事務局に提出し、関係者全員で対策を共有することで危険を小さな芽から摘み取る。
事故報告書
事故を今後の教訓として活かすために、事故の状況を様式に沿って詳しく記録しておく。 事故を二度と起こさないために、なぜ起きてしまったのか、何が原因か、どのように対策を講じればよいのかを考えていく。

- 受入後に毎回、「ヒヤリ・ハット・キガカリ報告書」を事務局へ提出することで、マニュアルの見直し作業を行う
- 定期的に安全対策講習会を開催し、スタッフのスキル向上とマニュアル改訂を行う
参加者名簿、健康情報等、参加者からいただいた個人情報の重要性を十分認識した上で、個人情報保護法等の関係法令を遵守し個人情報の安全で明確な管理に努めてまいります。
※体験活動中に記録した写真や映像及び感想文などを、ホームページやパンフレット等に掲載させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。